レストラン・ドミトリーゑん

ブラジルのビーチリゾート・NATALでインド・タイ料理レストランとドミトリーを営む日本人家族の毎日。

いちばん好きなブラジル料理

ブラジル料理で日本で認知度が高いのは、

シュラスコやろうなぁ。

あの長い長い鉄串にささった焼いた肉塊をウエイターのお兄ちゃんが

つぎつぎにテーブルに運んでくる。

食べたいだけ切り分けてもらい、おなかもこころもいっぱいこっぱい♪

 

オレもシュラスコ大好きだ。

お店に行くより、仲間たちと焼いて食べるのが好き。

レストランのような大きな串ではなく、

もう少し短く小さめの串にハツや砂ずりはぎゅうぎゅうに刺して焼く。

その他の肉は、直接網の炭火焼きにする。

シュラスコ担当は、男衆と決まっておる。

女性は、付け合わせの細かく切った酢野菜・ビナグレッチ(Vinagrete)をつくったり

ごはんを炊いたりする。

 

コシーニャ、っちゅう、こまかく割いた味付きチキンのコロッケも

日本ではポピュラーかなぁ。

あれもとても美味しくって、おやつとしてついつい買ってしまう。

 

 

そんで、オレがいちばん好きなブラジル料理は、

タカカ。

ココナッツのお椀に入ったスープだ。

マンジョーカ芋からしぼった汁・ツクピーが基本の味。

塩っ辛い、殻付きエビが浮かんどるとろみのあるスープ。

 

タカカは、アマゾンはベレンの郷土料理。

オレの暮らすナタールでは、一軒しかベレン料理屋はない。

きっとベレンでは、お味噌汁のような愛すべき一品であろう。

特徴は、

ジャンブーっちゅうスウスウするような痺れるような味の葉っぱが入っとること。

ものすご好きなんよね。

日本にあるモノに例えるなら・・・

強いていうなら、山椒のような味かな。

スウスウスウスウ、しびれるしびれる、美味いっ!

 

 

ブラジルは国土が広いので、地域によって食べ物ががらりと変わる。

タカカも専門レストランに行かねば食べられず、

野菜もその地方でしか育たないものも多い。

 

サンパウロは、気候が沖縄くらいの感じなので、

ここナタールよりは四季を感じられる。

よって寒くなる。なので、大根などの冬野菜が市場に並ぶ。

ここナタールでは、大根はねずみのしっぽのようにしか育たん。

 

しかしナタールとアマゾンは割と気候が似とる。

ならば、と、ずっとずっとジャンブーを探しよったんよ。

 

ついてついに、たジャンブーを先日ついに発見した。

 

灯台下暗し、で、近所の有機農法しよる畑で育っておった。

一株ゆずってもらい、うちの畑に植えてみたら、すくすく増えておる。

 

やっーーやったーーー!

 

トムヤムクンに痺れ葉っぱジャンブーを入れてみると・・・

 

 

 

ややっ。ものすご美味いじゃないか!!

 

 

ジャンブー入りトムヤムクンもメニューにしよっかなぁ。

 

 

 

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