みどり豆(Feijao verde)
ブラジル料理の『フェイジョアーダ(Feijoada)』をご存知のかたもいらっしゃるだろう。
あずきのような真っ黒な豆と豚や牛の内臓などを煮込んだソウルフードだ。
内臓といっしょに煮込まずとも、
ブラジル全土で、フェイジョン(豆)は、よく食べられている。
日本における味噌汁のようなもので、
ごはんとフェイジョン、そしておかず、っちゅう組み合わせで
テーブルに並ぶことが多い。
サンパウロのフェイジョンは、薄い茶色で、
リオのフェイジョンは、黒。
そして、ここノルデスチ地方のNATALの豆は、みどり豆(Feijao verde)なのだ。
青空市場では、さやから剥きたての豆を売ってくれる。
乾燥した状態でも売っている。乾かすと色が白っぽくなるのが特徴だ。
ここいら辺りの定食屋にいけば、付け合わせのフェイジョンは、みどり豆。
わが家では、枝豆がわりに酒のつまみにしたり、
朝ごはんに、豆ごはんを炊いたりする。
美味くって、ほっぺたがどさどさ落っこちるぞ。